IoT開発キット「IoT SEED」
IoT SEEDは、IoT製品のモックアップ・プロトタイプを作成する際に、その工数を大幅に削減することができる開発キットです。
様々な種類のマイコンと組み合わせることができ、豊富なセンサーモジュール・マイクなどの周辺パーツを搭載することも可能な高い拡張性を持っており、色々な用途に対応できます。
思いついたアイデアをすぐに形にすることができる、IoT製品開発の”種(SEED)”のような存在です。
テイラー・イノベーションズでは、このIoT SEEDを活用して様々なプロダクト・プロジェクトの開発を短納期でサポートしています。
様々な用途に利用可能なIoT SEEDラインナップ
Type S (ステータス)
デバイスの周囲の温度や湿度、気圧や照度、騒音などの変化を知ることができます。
Type M (ムーブ)
デバイスの動きを知ることができるので、衝撃や振動、落下や転倒などを検知できます。
Type O (オープン)
扉や窓の開閉状態を検知することができます。防犯用途での利用などを想定。
Type P (ポジション)
デバイスの周囲に別の物体が近づいたり、動くデバイスが特定の場所を通過したことを検知できます。
Type D (ディスプレイ)
他のIoT SEEDと組み合わせることで、デバイス本体に現在の状態などを表示することができます。
Type B (バッテリー)
デバイスにバッテリーを内蔵することが可能になります。電源供給が困難な場所でもIoTデバイスを稼働させることができます。
IoT SEEDのユースケースを紹介
ユースケース(1):体験農園・都市型農園向けの土壌センサー
体験農園や都市型農園向けに、バッテリー内蔵の土壌センサーを開発。土壌の温度や湿度などの状態を記録し、Wi-Fi経由で遠隔地から農園の状態をいつでも確認することが可能になります。内臓バッテリーの充電はソーラーパネル経由で可能にすることで、半永久的に稼働させることができます。(プロトタイプ開発)
IoT SEED:Type S + Type B
ユースケース(2):熱中症予防ヘルメット
ヘルメット内部の温度や湿度を計測し、閾値を超える場合にはアラートを上げる仕組み。Wi-Fi経由でアラートを上げるだけでなく、デバイス本体のディスプレイ表示(色で表現)によって危険度を周囲に知らせることが可能。
充電式のバッテリーを内蔵。(プロトタイプ開発)
IoT SEED:Type S + Type D + Type B
ユースケース(3):自動録音型デジタル蓄音機
マイクで拾った音声データを記録し、再生するデジタルレコードプレーヤー。周囲の音声を検知すると自動的に録音が開始される自動録音機能を搭載。装飾や質感にもこだわり、クリエイティブデザインを重視したコンセプトモデル。
IoT SEED:Type S
IoT SEEDを利用したIoT製品の開発について
IoT開発キット「IoT SEED」は、特定メーカーのマイコンに依存した評価ボードではなく、多数のマイコンに対応可能な汎用的な開発キットです。
「IoT SEED」を利用したIoT製品のモックアップ・プロトタイプ開発にご興味がございましたら、弊社までお問い合わせください。